2008年3月5日水曜日

薬害エイズ裁判 元厚生省課長の有罪確定

 昨日薬害エイズ裁判で、最高裁は、松村元厚生省生物製剤課長の上告を棄却した。
国の機関の犯罪を一職員に問う判決が確定した。輸入非加熱血液製剤の危険性を知りながら、回収など適切な措置をとらなかったのは、職務の怠慢であり、業務上過失致死傷罪に当たる。被告人に禁固1年執行猶予2年の判決を下した、1,2審の判決が、11年以上掛けてやっと確定した。確定日は3日。
 死んだ人たちは帰ってこないし、今も多くの患者が死の恐怖と戦っている。

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