名古屋地裁金沢支部で住民側の訴えを認め、石川県白山市の角市長に公用車の運転手手当2,000円を支払えという判決があった。
2005年6月、白山市の地元神社で開かれた式典に市長が公用車で乗りつけ、祝辞を述べたことは、日本国憲法の政教分離規定に違反するとして金沢地裁に住民たちが訴えていたが、一新は宗教性は薄いと住民らの訴えを棄却していた。控訴審では、『特定の宗教に対する援助に当たる行為』と渡辺修明裁判長は認定し、住民側が逆転勝利した。
地方自治体の長の地元神社との関わりばかりではない、国の長たる総理大臣の靖国参拝、議員や地方自治体の長の靖国参拝、また伊勢神宮での初詣など、改めて政教分離とは何かを私たちに突きつけた裁判だった。
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